コーヒーと音楽 23th ELVIS PRESLEY × MEMPHIS DRIVER BEGAN TO SWING 1956【ROCK'N'ROLL】
SOUNDLESS RECORDS担当者がおすすめの音楽を紹介するコラム連載「コーヒーと音楽」。第23回は、インスピレーションシリーズからMEMPHIS DRIVER BEGAN TO SWING 1956【ROCK'N'ROLL】にぴったりな作品をご紹介。コーヒーのお供にぜひ新たな音楽との出会いを楽しんでみてください。
MEMPHIS DRIVER BEGAN TO SWING 1956【ROCK'N'ROLL】
メンフィスで育った青年に白も黒もなかった。1956年1月。常識を覆し跳ね上がるサウンドに乗って駆け上がっていく。甘味と苦味はカントリー&ブルース。香ばしいナッツ感を加えてKingに相応しいブレンドを表現。ロックンロールは反体制ではない、純粋な愛なのだ。
Elvis Presley – Rock'n Roll Album
「 キング・オブ・ロックンロール」と称される偉大なミュージシャンとして、その名を知らぬものはいないレジェンド「エルヴィス・プレスリー」。全世界のレコード・カセット・CD等の総売り上げは5億枚以上とされている、史上最も売れた音楽家の一人です。その膨大な作品群の中を網羅する入門編にはやはりベスト盤が最短ルート。「ロックンロールアルバム」と名付けられた本作品はいいとこどりの日本独自編集盤です。
A3「Don't Be Cruel」。 名曲「ハウンド・ドッグ」と両A面扱いで発売された佳曲。ミッドテンポで愉快なナンバーです。
A4「Hound Dog」。1956年8月18日に、ビルボード誌チャート11週連続という驚異的な記録を出し、この年の年間ランキングで第1位となりました。デヴィッド・ボウイも影響を受けたという大名曲です。しゃがれたヴォーカルと軽快なリズムが耳に残る、ダンサブルな一曲です。
A6「Tutti Frutti」。力強いヴォーカルとスピーディな展開に激しいビート。当時の人々がこの曲で踊り狂っていたのが想像できるような熱量を帯びたパンクな一曲です。
B1「Blue Suede Shoes」 プレスリーと共にSUNレコーズの黄金期をさせたカール・パーキンスのカバー曲。こちらも踊らずにはいられないような、ダンスナンバーですね。冒頭の「One for the money, Two for the show」はどこかで聞いたことのあるフレーズではないでしょうか。多数のアーティストにカバーされるクラシックです。
B4「I Got a Woman」。 スピーディな愉快なリズムに合わせて、カントリー調のメロディーが絶妙にマッチした心地良い一曲です。
ジョン・レノンが「プレスリーがいなければビートルズはなかった」と発言しているように、後の音楽シーンに多大なる影響を与えたレジェンドであるエルヴィス・プレスリー。彼の何よりの凄さはゴスペルやブルース、カントリーなどあらゆる音楽を落とし込んだ独自の音楽性にあります。そんな彼の生い立ちを映画化した「エルヴィス」が昨年公開され話題にもなりました。興味が湧いた方はぜひチェックしてみてください。
ロックンロールの誕生と普及に貢献したのは言うまでもありませんが、数々のハリウッド映画にも出演し、歌手としてだけではなく、俳優としても活躍しました。そんなスーパースターの名曲と共にMEMPHIS DRIVER BEGAN TO SWING 1956を味わってみてください。
Profile
Elvis Presley
アメリカのロック歌手、ミュージシャン、映画俳優。全世界のレコード・カセット・CD等の総売り上げは5億枚以上とされている、史上最も売れた音楽家の一人。「キング・オブ・ロックンロール」と称される。(出典:Wikipedia)
【MEMPHIS DRIVER BEGAN TO SWING 1956】
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