音楽で選ぶコーヒーvol.6【ブルースのすすめ】 – SOUNDLESS RECORDS

音楽で選ぶコーヒーvol.6【ブルースのすすめ】

|音楽のムーブメントに焦点を当てたオリジナルコーヒー

SOUNDLESS RECORDSというブランド名は音のないレコードショップ。

取り扱うのは音楽ではなくコーヒー豆です。

レコードショップが多様な音楽を取り扱い新たな発見を与えてくれるようにSOUNDLESS RECORDSの多様なコーヒーを楽しんでいただきたいという意味で名付けました。

 

ここで自信のオリジナルブレンド、「Inspiration Series」の紹介をさせていただきます!

|Inspiration Series

1857年に初めてレコードが発明されて以来、約160年。

実用化され普及され世界中に広がる中で様々な土地で音楽が生まれてきました。
(生まれたというか発見、知る事が出来る様になったというのが正しいかもしれません。。)

レコード以前の音楽を含め世界でムーブメントとなった音楽にスポットを当ててそれをイメージしたブレンド、それがInspiration Seriesです。

|NO LUCK AT ALL 1930 -Blues-

 

1930年前後のミシシッピデルタブルースをテーマにした深煎りブレンド。

デルタブルースは1920年台頃からレコーディングが行われ始めたが、主な演奏は街中や酒場、ダンスミュージックとして人気だったという。

暗いイメージを持つブルースだが悲しい事、辛い事などを歌にし、踊り、分かち合うことで明日への希望を繋いだと考察する。

私自身この時代のサウンドが非常に好きだ。

浮かんでくるアメリカ南部の広大な農場、土煙舞う未舗装の道路、大陸の匂いが音を通して伝わってくる。

当時のブルースマンたちは定住せず街から街へ、北へ北へ向かったという。
ミシシッピからテネシー、セントルイス、シカゴと各地でブルースを響かせながら。

最も有名なブルースマンというとこの人だろう。
「Robert Johnson」

悪魔に魂を売り渡し引き換えにギターのテクニックを身につけた。というクロスロード伝説。
酒場での不貞で毒を盛られた最期。

資料が少ない時代なのでおひれがついて話が大きくなっているというのもあるだろう。

しかし1936,1937年の2度のレコーディングで残した彼の演奏は紛れもなく本物だ。

「ギタリストが二人いるかと思った」

彼のレコードを聞いて衝撃を受けたミュージシャンは数知れない。

Eric Clapton,Keith Richards,Bob Dylan,,,

錚々たる顔ぶれが影響と衝撃を口にしている。

そんな伝説的なブルースマンの先輩といったところ。

多大な影響を与えた名セッションをSOUNDLESS RECORDSはブレンドのテーマに絞った。

「Charley Patton」「Son House」

デルタブルースの"父" "巨人"と称される大物達だ。

スライドギターやボディスラムなど現代でも使われるテクニックを駆使しているところを聞くと脈々と受け継いでいる音楽の源流がここにもあるのかもしれない。

一説によるとギターを背中で弾いたり、股の下で弾いたりなかなか派手なパフォーマンスをしていたという。

こちらも受け継がれていき、T bone walker,Jimi Hendrixらが昇華したのだろうか。

この時代の音はお世辞にも良い音質とは言えない。

割れていたり、レコードの擦り切れる音だったり。

ただ綺麗に聞こえる事が最善だろうか。

ハイファイ、高解像度、音楽だけでないがテクノロジーの進化で粗さを敬遠する時代。

時にはノイズにノスタルジーを感じてみるのはいかがだろうか?

傍には深いコク、余韻の残るこちらのブレンドを置いて。